和菓子の会-12 (4月)

今回のテーマは、”端午の節句”でした

「端午の節句」は5月5日、「菖蒲〔しょうぶ〕の節句」とも言われ、強い香気で厄を祓う菖蒲やよもぎを軒につるし、菖蒲湯に入ることで無病息災を願いました。
また、「菖蒲」を「尚武〔しょうぶ〕」という言葉にかけて、勇ましい飾りをして男の子の誕生と成長を祝う「尚武の節句」でもあったそうです。

女の子の場合は、もちろん3月3日、上巳の節句(桃の節句)がありますね。

メニュー


・柏餅(よもぎ)
・柏餅(みそあん)
・わらび餅

柏餅(よもぎ、みそあん):


よもぎには強い香気で厄を払う効果があるんですね。よもぎの中身は、つぶしあんです。

今回初めて知ったのは、生地の作り方。上新粉をこねて一度蒸します。次に整形して餡を包んでもう一度蒸します。てっきり、生地で餡を包んで蒸して出来上がりと思ったのですが流石に和菓子は手が込んでいます。

柏の葉は、蒸し上げた後で、くるんで出来上がりです。柏の葉も良い香りします。

わらび餅:


正直わらび餅って初めて食べました。勿論作ったのも初めてです。予想外の心地よい食感と、きな粉の香りと、黒蜜の甘さのバランスが最高でした。

作り方も簡単で、わらび粉、砂糖、黒砂糖を合わせて鍋で練って、型にいれて冷ませば出来上がりです。鍋で練っている時はスライム作っているようでした。

今回も東北大震災の影響で、料理教室が1ヵ月ずれています。季節感が大切な和菓子で今頃柏餅と先生もちょっと苦笑いです。でもこの後8月とか10月に振り替えで柏餅習う人達はどんな感じでしょう?

さて、今回で、とりあえず和菓子の会は、卒業です。震災でゴタゴタしているので、半年お休みして、次回を考えようと思っています。何になるのか、お楽しみに!!

和菓子の会-11 (3月)

今回のテーマは、”桜の宴”でした。
とっくに桜も散って、目に染み入る様な緑の季節になってきました。私は、桜は1年に5回楽しめると思っています。
 ・芽吹きの季節
 ・お花の季節
 ・新緑の季節
 ・紅葉の季節
 ・落ち葉の季節

まさに、日本人の心ですね!!。

東北大震災の影響で、料理教室が1ヵ月閉鎖になっていました。ひと月ずれての再開なので、ちょっと季節感ずれています。3月の報告と思ってお楽しみください。

メニュー


・桜餅(関西風)
・桜餅(関東風)
・すはま

桜餅(関西風、関東風):


桜餅にも関西と関東があるようです。関西風は、2番目の写真の左側です。道明寺粉を蒸したものでつぶあんを包んでいます。もっちりした食感が素晴らしいです。関東風は、クレープ状の生地(というよりクレープ)でつぶあん(赤い生地)、こしあん(白い生地)を包んでさらに桜の葉で包みます。あっさりした食感。
私は、関西風の方が好きかなぁ?

桜の葉は、大島桜の葉の塩漬けで、伊豆の松崎で殆どを生産しているそうです。ちなみに葉っぱの表が内側になるように巻きます。
そうそう、皆さんは、桜餅を包んでいる葉っぱをどうしているでしょうか?私は、今まで捨てていたのですが、食べるものらしいです。そして、食べてみましたが、やっぱ葉っぱは無い方が美味しいと思います。

すはま:

あおきな粉に、ぎゅうひとか水飴とかで固めて整形します。写真は。左から次の形にしている(つもり)。
 ・早蕨(さわらび)
 ・だんご
 ・そら豆
 ・えんどう豆

食感はもっちりして、きな粉の香りが心地よいです。子供の頃駄菓子屋さんで食べたという方もいました。高級駄菓子屋か??

さて、次回はいよいよ最終回で、テーマは、”端午の節句”、
お楽しみに!!

和菓子の会-10 (2月)

今回のテーマは、”寒中の春”でした。

寒中とは、二十四節気の小寒の日から立春の前日(節分)までの約30日間で、大寒の日がほぼ中間となります。小寒の日を寒の入り、立春の日を寒明けというらしいです。
ちなみに今年は、寒の入りが1/6で、寒明けが2/4でした。節分の2/3には豆まきしましたね。

でも、どうして寒中の春がウサギなんだろう??

メニューは、1品だけです。

・じょうよまんじゅう

寂しいメニューですが、”こしあん”と”つぶあん”の作り方を実習
しました。これであんこも自作できるようになりました。

じょうよまんじゅう(薯蕷饅頭):

“じょうよ”というのは山芋のことです。山芋の中でも長芋でなく粘りの強い手の形をした奴を使います。実習では、粉末山芋を使ったのですが。
饅頭の皮をこの山芋と上用粉で作ります。上用粉は、おだんごに使う上新粉よりキメが細かく上品に仕上がります。山芋は蒸すと膨らむ性質があり、やさしい食感に仕上げる効果があります。

目は色粉で書いて、耳は焼き鏝です(ジュワって感じです)。

こしあん、つぶあん:

小豆を柔らかく煮て、さらに砂糖を入れて煮詰めます。小豆と砂糖しか使わないので、あっさりした甘さを楽しめます。

今回驚いたのは、こしあんの手間の掛りかた。目の粗い濾し器から布ぶくろまで何回も濾した上、水に晒してえぐ味を除きます。美味しい物を食べるのに手間を惜しんではいけませんね。

今回は、このあんこもお土産で持ち帰れたので、自宅に帰って、このコースで教わったお団子を作り載せて食べました。もちろん美味しかったです。

さて、このコースも残すところあと2回です。また、ベターホームでは、5月開講のコースを募集していますので、興味のある方は、どうぞ。

次回のテーマは、”桜の宴”、お楽しみに!!

和菓子の会-09 (1月)

今回のテーマは、”初釜”でした。
初釜とは、茶道の稽古始にあたる日を指して言います。茶人は、元日の朝に初めて汲む若水で釜を開き、新年のあいさつが済んだ10日ごろ、客を招い てその年 初めてのお茶をふるまいます。
また、初釜の席をつくるには約束事があります。床の間の掛け軸は、初春にふさわしい語句、和歌、消息などの典雅なも のを掲げます。花は結び柳に椿と決まっています。

だから椿のねりきりなんですね。なるほど、なるほど。

メニュー

・ねりきり(早春)
・ねりきり(椿)
・うぐいす餅

ねりきり(早春)(椿):

早春は福寿草に雪が載っているイメージです。2色に色付けして布巾で絞って形作りました。椿は、マーブルとぼかしの2種類の色パターンで作りました。花芯や葉っぱなど細かいところまで作りこんでいます。

うぐいす餅:

餡をぎゅうひで包んで青きなこをかけています。前後をつまんでうぐいすっぽく形作っています。

ぎゅうひは、白玉粉と砂糖を水に溶いて、レンジにかけてこねると餅のようになります。1月の教室(お休みしました)でも作ったそうですが、あちらはレンジを使わないで本格的に作ったそうです。

次回のテーマは、”寒中の春”です。
お楽しみに!!

和菓子の会-07 (11月)

今回のテーマは、”冬じたく”でした。

時雨(しぐれ)とは、主に秋から冬にかけて起こる、一時的に降ったり止んだりする雨や雪のこと、なんだそうです。

メニューは、

 ・黄身しぐれ
 ・利久まんじゅう
 ・淡雪かん(デモンストレーションのみ)

折り返しの初回、あと半年がんばりましょう。

黄身しぐれ:

ゆで卵の黄身を裏ごしして、白あんとまぜ、さらにふくらし粉と薄力粉を混ぜ込み皮にします。蒸しあがりを見るとあら不思議、ばっくり割れて中のあんこが見えています。
もちろんこれは、失敗ではありません。こういう食べ物なのです。見た目にも楽しい和菓子です。

利久まんじゅう:

千利休も大好きだったというお饅頭。でも漢字が”利休”でなく”利久”となっているのは、お店が”休”みなのは縁起が悪いということで、この字になったそうです。

黒砂糖と薄力粉ベースの皮を整形するのですが、これが柔らかくて、ベトついて難易度高かったです。最後は、適当の業で対応しました。皮が気持ち硬く出来上がってしまいました。

淡雪かん:

これが一番冬っぽい名前なんですが、実習なしで愛着湧かずです。写真も忘れてしまいました。利久まんじゅうの後ろにちょこっと写っています。寒天を卵白で白濁させるという大技です。

次回のテーマは、”新年の祝”です。お正月に作れということでしょうか?
お楽しみに!!

和菓子の会-06 (10月)

今回のテーマは、”秋のみのり”でした。

秋と云えば、栗とイモですよね。今回は、サツマイモを使ってイモを、くりを使ってくりを、それぞて形作りました。味と形が一致する珍しい(かな?)パターンです。

メニューは、

 ・くり茶巾
 ・黄金いも

今回で6回目で折り返し地点まできました。ここまでは、脱落者なしで進んでいます。

くり茶巾:

原材料が殆どがクリという贅沢なお菓子です。ケーキのモンブランのトッピングだけを食べている感じです。これが美味しくない訳ないですよね?
茹でたクリをつぶして、つなぎに白あんとシロップを入れて整形します。濡れ布巾で絞るとこんな形(くりに見えるかな?)に出来上がります。くりの形に見せるのが結構難しかったりします。

 

黄金いも:

あんこがサツマイモで作られています。まわりの泥っぽいのは、シナモンパウダーです。よく見ると、芽の出る窪みまで作りこんであります。味には関係無いんですけどね。

焼き上げるときにオーブンの温度設定を間違えて(180度Cのところを220度C)しまい、生まれながらの焼き芋みたいになってしまいました。皮の食感がパリパリのクッキーみたいになってしまったのですが、私は、こっちの方が好きかな?

出来上がりの形は、写真見て判るように各自の個性が出るみたいです。

次回のテーマは、”冬じたく”です。お楽しみに!!

和菓子の会-05 (9月)

今回のテーマは、”重陽の節句”でした。

予告でちょっと書きましたが、”重陽の節句”についておさらいしてみましょう。

そもそも”節句”は、季節の節目の日を指しています。昔はたくさんの節句があったそうですが、その内で五つの五節句が、現代に伝わっています。その中の一つが、”重陽の節句”です。ちなみに五節句は、次のものです。
 ・1月7日 人日(じんじつ) 七草の節句
 ・3月3日 上巳(じょうし/じょうみ) 桃の節句・ひなまつり
 ・5月5日 端午(たんご) 菖蒲の節句
 ・7月7日 七夕(たなばた/しちせき) 星祭
 ・9月9日 重陽(ちょうよう) 菊の節句

暦で奇数(陽)が重なると陰になるという考えで、これを祓うために行事を行ったとか。

メニューは、

 ・ねりきり(菊・紅葉)
 ・きびぜんざい

ねりきり:

簡単に言ってしまえば、小豆の餡を色付けした白餡で包むという、全体餡で出来た食べ物です。季節の菊や紅葉の形にする訳で、まさに技巧の世界です。
先生のと比較すると判るのですが、菊の花芯(黄色い部分)を盛り過ぎてしまいました(作った花芯をもったいないので全部使ったらこうなった。。。エコ的考え)。先生にた、”ゴージャスな菊”と笑われてしまいました。。。

きびぜんざい:

きびって、その団子食べたさに犬とかサルとか雉が命を懸けて鬼が島に行くという伝説の食材です。美味しいんだけど命を懸ける程かなぁ?

ところで、ぜんざいとおしるこの違いって何だか知ってますか?(というか、子供達にそう言って、私が知らないのをバカにされました。悔しい!!)

今回は、あんこだらけ。渋いお茶が欲しくなります。

次回のテーマは、”秋のみのり”です。
和菓子で秋のみのりと言えば、あれとあれですね。

次回、お楽しみに!!

和菓子の会-04 (8月)

今回のテーマは、”夏遊び”でした。

テーマの”夏遊び”と団子と羊羹の関係はもうひとつ謎。

メニューは、

 ・ずんだだんご
 ・いそべだんご
 ・くりようかん

いそべだんご:

和菓子というと甘いのが多いので、しょうゆ味のお団子は貴重です。味もさっぱり香ばしい。ビールのお供にも良いかもです。他の菓子は、お土産に持って帰るのですが、これは教室で全部食べてしまいました。

ずんだだんご:

仙台とかの名物です。仙台で食べたものは、豆の潰し方が荒くてモッサリという印象だったのですが、細かく潰してあって凄い滑らかで美味しかった。

くりようかん:

餡子を寒天に溶かして、栗を入れて固めただけなんですが市販の羊羹とは別物でした。甘さ控えめで、スッキリ食べられます。砂糖がどっさり入っているのは、これまでのお菓子と同じ。でも、少しの量を味わえばいいんですよね。

団子は、白玉粉(もち米の粉)と上新粉(米の粉)を合わせて作ります。簡単に出きる事が判ったので、先月教わっていれば、お盆の墓参りのお団子を作れたのに。。。後悔役に立たず!!
次回に期待だ(お彼岸か、はたまた来年のお盆か。。。)

次回のテーマは、”重陽の節句”です。
でも、”重陽”って何だろう(学がないなぁ)。という訳でググッてみました。
重陽(ちょうよう):五節 句の一つで、9月9日のこと。旧 暦では菊が咲く季節であることから菊の節句とも呼ばれる。
ナルホド、勉強になるなぁ、和菓子!!

次回、お楽しみに!!

和菓子の会-03 (7月)

今回のテーマは、”盛夏の輝き”でした。

今回もいつも以上に砂糖を使っています。砂糖を減らすと寒天が溶け出してしまうそうです。味付けだけに入れているわけでは、ないんですね。

メニューは、

 ・水辺(みずべ)
 ・夏衣(なつごろも)

水辺:

見た目も楽しい出来上がりです。泳いでいるのは、鮎です。
鮎も夏を代表する魚ですね。小石も1個ずつ手で丸めています。料理というより工作の世界です。
それから、鮎を入れるタイミングがこれまた難しい。ゆるいと沈んでしまうし、遅くなって固まってしまうと、入らなくなってしまいます。固まり具合を見ながらエイッと入れるのですが、最後の方は硬くなって、無理やりになってしまいました。

本当は、3分割するのですが、面白いので切らずに持ち帰ったら家族にも面白がられました。

夏衣:

これも見た目さわやか。
衣は、寒天に道明寺粉をまぜています。あんこには、ゆかり(シソの香り付け)が入っていて、食感ももスッキリです。

昨日、振り替えで、教室に行ったのですが、横浜から9時ぐらいの電車に乗ったら職場の人が乗ってました。電車の中で、これを見せたら、歓声があだりました。みなさんかなり酔っていたようです。

次回のテーマは、”夏遊び”、だんご系和菓子です。
お楽しみに!!

和菓子の会-02 (6月)

今回のテーマは、”梅雨の涼”でした。

このコース始めてから和菓子に対する認識変わりました。今までは
好んで食べようとは思いませんでした。季節感と優しい甘み、日本
って感じです。
甘みはほんのりですが、使う砂糖の量は、半端ではないです。美味
しいものを少しだけ。。。

メニューは、

 ・笹の露(ささのつゆ)
 ・茶通 (ちゃつう)

笹の露:

こしあん、白あん+卵黄、白あん+抹茶を丸めて、葛でコーティングしています。形だけで、涼しさを感じられるでしょう?
笹は本物、香り+殺菌の効果があります。この時期、殺菌も重要ですね。

茶通:

これは、美味しいです(特に)。
お饅頭に見えるけど、皮はサクって感じの何だろう?
中身は、あんに切りゴマまぜています。外側のサックリ感と、中身のゴマの香り、これは家でも作ってみようという気になる一品。

茶通は、焼きたても美味しいけど、何日か置いても別の美味しさになるとの事。お土産にしても、瞬間食べられてしまうので。。。

次回のテーマは、”盛夏の輝き”、特に”水辺”の写真を見てコースを決めたので、とても楽しみです。
お楽しみに!!

和菓子の会-01 (5月)

今回のテーマは、”初夏の訪れ”でした。詩的だけど想像難しいですね。

和菓子は、自然を表現し、日本ならではの鮮やかな季節の移ろいを写しとるのだそうです。お菓子で自然を表現する。。。職人芸の世界ですね。さて、どうなる事やら。

メニューは、

 ・あじさい
 ・水無月

お土産に持ち帰ったお菓子を家族で食べました。
お店で買うのと比べて甘さ控えめですっきりした味わい、思いの外
好評でした。でも、復習どうしようか思案中。。。

あじさい:

手前に写っている寒天様のものがあじさいです。寒天をできるだけ透明になるように仕上げています。あじさいというより、ジュエリーって感じもします。
中心部は、白餡になっていて、全体薄く梅の味(香り)付けしています。
これは、美味しい!!

水無月:

京都の人たちは、これを常食しているそうです(本当??)。
ういろうの上にぬれ甘納豆を貼り付けています。
正直言うと、ういろうは、嫌いな食べ物の上位に入賞しているのですが、これは別物でした。本当のういろうって美味しいんですね!!やっぱ、本物食べないと。。。

次回のテーマは、”梅雨の涼”、むし暑い梅雨を吹き飛ばしてくれる
お菓子でしょうか??。
お楽しみに!!